第19話 癒しの場所

すっかり夏のにおいのする山形。
家の前でこんなものを発見。

!!!???
何かカリカリカサカサしたものがいます・・・。
10分ぐらいバイク置き場から出られずに、しばらくこいつとにらめっこ。
すぐそばにいた友人曰く、「ヤゴ」の抜け殻だったそうです。
ヤゴからトンボへの季節がやってきたのだなぁと、しみじみしつつ、じめじめでムシムシの山形の夏の始まりを感じてしまいました。

季節の移り変わりということで、そんな私はおもいきり風邪を引き、鼻水で中耳炎になりかけています。
季節の変わり目にはホントに弱いみたいです。

そんな日々の生活に心も体も疲れたとき、癒されたいと思ったとき、行くところがあります。
それはここ。

私の中のナンバー1癒しスポット、山形市岩波です。
東北芸術工科大学から自転車で約30分、街中からだと自転車で50分と、ちょっと市街地からは離れた、穏やかなところです。

私は大量にティッシュペーパーをカバンに詰め、買ったばかりの原付に乗って岩波へと向かいました。
その間エンストを2回ほど起こしたのは心の中にしまっておくことにして。
ちなみに原付で行くと学校から10分弱で到着します。

岩波には立派な水道橋があり、なおかつ日本史の教科書なんかに出てくる行基が元明天皇の和銅元年にこの地を訪れ、この地の風景が観音の補陀落山に似ているというところから石行寺を建立したという歴史があるそうです。
有名な観音様も居るとか何とか。


その石行寺がこちらです。

風邪が治りますようお願いし、お賽銭。

お寺の奥へと進んでいくと、このような風景が広がっています。

自然が豊かで、静かな場所です。
そして大量に流れる水にマイナスイオンをいただきました。

こんなに自然豊かな岩波。

わかりますか?家の前でみたヤツがいます。

抜け殻を見つけたと思ったら成虫もいました。
夏を通り越してもはや秋のかおり?

岩波は生態系も充実しています。
あまり関係ないかも知れませんが、こんなものも居るみたいです。

書いているからには、この中にいるのでしょう・・・。

姿は確認できなかったのですが。
なんだかここに載せられないと思うと気持ちがヤキモキして仕方がなかったので、後日仕切りなおしにザリガニを探しに再び石行寺へ向かいました。
そのザリガニ釣り禁止の池。

私の気配を感じてススっと池の中が動いた!
そーっと近づいて覗いてみると、

いた!けどわかりにくい(苦笑)
もともと居たものかは怪しい感じがします。

お賽銭して風邪がよくなったかは微妙ですが、今回もかなり癒されました。
皆さんもこの岩波で、(ザリガニ釣り以外で)自然に癒されてみてはいかがでしょうか。

(文・写真:松浦照子)

Address:山形県山形市大字岩波115‎

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どこかおかしい東北芸工大生たちが、山形市のいいお店、きれいな景色、おいしい旬な食べ物などを紹介していく。住んでいる人も知らないものもここには載っている。まさに山形ミ○○ラン!!彼らの「山形でのあそびかた」はこんな感じ。

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