前回紹介したナイトバザールがおこなわれた七日町のほっとなる広場では、毎週金曜の11時になるとテントがいくつか張られ、そこに多くの人で賑わう光景を見ることができます。
上がその様子。これは「七日町朝どり ほっとなる金曜市」というイベントで、七日町の婦人会が主催となっておこなわれているものです。ここでは朝どりされた旬で新鮮な品々が並べられ、それを生産者の方から直接買うことができるのです。
テントの下にはたくさんのお店と品物が並び、それにたくさんの人が集まってきていました。売り買いや世間話の声で市の時間の広場はとっても賑やかになります。
ではここではどんなものを買うことができるのでしょうか!?
とにかく野菜が種類も量も豊富です。旬でとりたて新鮮な野菜はもちろん珍しい野菜や、生産者の方が自分の野菜を使ってつくったお漬物なども買うことができます。バラ売りから袋詰めまで売り方もお店によって様々で、それがスーパーとは違った個性的な陳列となりそれぞれのお店を覗くのがとても楽しくなります。
他にお惣菜や山形の名産などもたくさん集まってきています。
手作りパン。スタンダードや初めて出会う創作パンなどがあり、どれを選ぼうかとても迷ってしまいます。
米沢市にある古山きのこ園さん。はじめて聞くようなきのこたちと出会えます。トビなめこ、プチなめこ、つぼみなめこ、ひらきなめこという具合に。ここのきのこはお客さんによるととても香りがよいとか。
山形市小姓町にあるお豆腐屋さんのお品物。お豆腐はもちろんのことたくさんの豆腐製品、大豆製品が並んでいます。豆乳、湯葉、がんも、あげ、おから等など。私が気になったのはくるみ豆腐と豆乳プリンです。
なんと山形の小見川でとれる「山形わさび 雪芭蕉」を買うことができます。たぶんスーパーなどで葉わさびや本わさびを売っているのを見た事ってないんじゃないでしょうか?
おいでいただくと「葉わさびのふすべ漬」のレシピをもらうことができます。ご飯にお酒にピッタリの一品です。
お米屋さんのつくるお団子や巻きずし、おにぎりが売っています。飯豊町のおいしいお米が使われています。人気なのは柚子餡のお団子で、爽やかな柚子の風味が夏お菓子にピッタリです。
私のお勧めは玄米おにぎりです。玄米のプチプチした食感が楽しめます。
このように「ほっとなる金曜市」はたくさんの魅力であふれていることにお気づきいただけたかと思います。いって損はないのではないでしょうか?品物は豊富だし、普段の買い物ではできない売り手と買い手のコミュニケーションを楽しむことができます。ではみなさま是非ほっとなる金曜市へ足をお運びください☆
■ADDRESS:山形市七日町ほっとなる広場
■開催日 5月~11月末の毎週金曜日
11:00~12:30 売り切れ次第終了
◎第三金曜日は、山形産牛肉の販売日です。
(文・写真=西田朋未)