さてみなさん、先日の「七日町朝どり ほっとなる金曜市」のエントリー見ていただけたでしょうか? 今回はそこに出店されていた(株)仁藤商店さんの経営される、「旬豆庵」(しゅんとうあん)さんにおじゃましてきました。
さて、旬豆庵さんが何屋さんなのかといいますと、それはお豆腐屋さんです。なので開店時間は早く朝8:00から利用することができます。工場の隣にこちらの店舗があり、お店の中からは工場の様子を見ることもできます。
清潔感のあるお店の中には、たくさんの種類のおトウフや大豆製品が並べられています。写真右手前の場所には、商品をその場で食べることのできるイートインスペースも用意されています。
旬豆庵さんでは、大豆の生産者の方の写真とお名前がこのように紹介されています。どういった方が原料の大豆をつくっているのか、おトウフをつくっているのかを知るとおのずと食べるありがたみが増してくるから不思議です。それに安心して買うことができます。
こちらが販売されているおトウフたちです。一般的な木綿とうふ・絹とうふはもちろん、おぼろとうふだってあります。注目は紅豆腐。こちらは原料の大豆が普通の大豆とは違って、紅大豆とういう山形県にあるダリヤと米沢牛の里として有名な川西町で生産されている大豆が使われています。つまりこれぞ山形県の味!みなさん是非食べてみてください。
私のおすすめは、この「朝の出来たて寄せとうふ」です。本当にできたてだから開店してすぐに伺った私が購入するときにはまだ温かい状態でした。できたてに出会えるのも工場がお隣のこのお店ならではだからです。
大きなたらいに入った、玉羊羹と玉豆乳プリン!
ところで玉羊羹ってどのくらい認知度があるんですかね?説明すると、ゴム風船の中に羊羹が入っていて、爪楊枝でそれを刺して割ってから食べます。ちょっと付いただけで簡単に割れて、その風船が割られて後の姿がつるんとまるくなっていて、割るということとその姿がとてもユニークな食べ物なんです。玉羊羹の存在は知っていたけれども、ここで豆乳プリン版に出会うとは...!
迷わず買って帰りました。イソイソと割ってみると、つるりと白く滑らかなプリンが現れました。とても美味でした。子どもなんかは絶対に喜ぶだろうな...。こうして大人が一人ではしゃいで食べたくらいだから。
ゆば巻きずしとな!なにやらYBCの番組でも取り上げられた話題の商品のようです。たしかにおいしそうだし、湯葉の食感がお寿司のおもしろいアクセントになっていそうで興味をそそられます。
そして数々大豆製品たち。油あげやがんも納豆などのおかず系の製品から、黒ゴマとうふやクルミとうふ、おからドーナツ、豆乳入り白玉などスイーツ系の製品まで幅広い品ぞろえとなっています。どれもこれもおいしそう&気になる商品ばかりで、お店にいてもぜんぜん見飽きることがありません。
しかし、旬豆庵さんを訪れて大豆製品の幅広さにあらためて驚かされました。小さな店内ですが、あちこちに目移りしてしまいあっというまに時が過ぎてしまいました。みなさんもし旬豆庵さんにいかれるときは時間に余裕をもってからにすることをお勧めします。
より詳しく知りたい方はHPをご覧になってみては?
(文・写真=西田朋未)