今回も前回に引き続き、考現学っぽく空き物件を見ていこうと思います。
今回は、ファサードと空き物件の関係。
実は、山形の空き物件にはある共通点が見られます。
それはファサードの特徴です。
このようなレンガのつくりをした建物は使われているのに対し、
このような近代的で、開口部がバコっとあいた建物は空き物件になっているのです。
ミサワクラスの隣のアジアハウスもです。
(どちらかというと、こういう開口部があいた建物のほうが人気がある気がするのに・・・)
冬の寒さが関係しているのでしょうか?
もはやそういう建物のリノベーションに飽きてしまったのでしょうか?
人見知りなのでしょうか?
はっきりとした理由は不明です。
(文と写真=黒田良太)