所在地 | 山形市蔵王上野 |
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最寄り | 山形交通「蔵王二小前」バス停徒歩1分 |
本物件は契約が決まりました。たくさんのお問合せを頂きありがとうございました。
「こ、これは・・・」
物件を見に行って、思わず言葉を失いました。
「住宅」というより、「お城」といった方が理解しやすいかもしれません。
「お城」といっても、外構に石垣も城門もお堀も、もちろん塀に空けられた穴から敵に鉄砲を打つような仕掛けはありませんから、敵と戦う機能はありません。でも、「お城」ですよね?これ。
いいえ、これでも一般住宅なんです!
とにかく、えらい物件が出ちゃいました。
23年前に、きっと「お城」とか「天守閣」とかをイメージして建てられたであろうこの物件、山形市の郊外、蔵王への登り口となる高台という立地によって、最上階(2階)の和室からは狙い通りの眺望、市内南部を悠然と眺めることができます。
春、ゆったりと、遠く霞んだ街と野山を彩る花々を眺める。
夏、遠く街の夜景と花火大会を肴に、冷えたビールを飲み干す。
秋、さわやかな秋晴れに、紅く染まりゆく里山の紅葉を楽しむ。
冬、静寂の中、真っ白な雪に覆われた田園風景を見渡す。
天守閣から我が領地を見下ろす領主のように、季節の移ろいを肌で感じられる2階の和室は、この家に暮らす人の心地良いスペースとなって、時間を忘れさせてくれそう。
「殿!夕餉の支度が出来ましてござりまする。」
「おう!いま参る。」
もう完全に「殿」気分を味わえます。
気分だけではないんです。
建物は、いたるところに銘木が使用され、全ての床に無垢材が敷かれ、外壁は漆喰(一部板貼り)、屋根は銅版葺きと、純和風で贅を尽くした構造。
各階南面には日当たりのいい広縁、ゆったりとられた玄関ホール、落ち着きのある和室、お城の2層目にあたる中二階には約9坪の広い納戸、余裕のある空間は生活にも余裕をもたらしてくれそうです。
また、事務所として使われていた1階のタイル敷きの部屋は、オフィスにもアトリエにも多彩な用途に応えてくれます。
外構も最初のオーナーが造園業を営んでいたことから、ふんだんに天然石を敷き並べられた石庭、様々な樹木が植えられた築山、家庭菜園など、600坪を超える敷地に余すところなく配され、庭の散策や植木の手入れや畑仕事など、静かに優雅な日常の光景が浮かんできます。
さらに敷地内に、地元出身の高名な児童文学者を讃えた「須藤克三児童文学記念碑」が建立され、敷地脇には、山岳信仰で栄えた霊峰蔵王への登山口を表す「蔵王大権現」と書かれた蔵王山神社の大鳥居が。
歴史や、文化や、信仰までが、生活の一部として感じられるようです。
文章では表現しきれない魅力が山盛りの物件、一度ご覧下さい。
(担当:みと)
どうですか、この堂々とした佇まい。まるで天守閣。
上:1階和室 銘木使用の内装、床の間。 / 下:2階から市内を一望。殿さま気分です。
上:玄関ホール。ごっつい上り框。 / 下:敷地脇には道路をまたぐ蔵王山神社の大鳥居。
平面図 (拡大画像)