【SALE】羽州街道「元旅籠」ヲ継グモノ 求ム

とにかくでかい まちなか レトロ 庭・木がある 戸建・一軒家 蔵/倉庫 駐車場がある
所在地 上山市新丁
最寄り JRかみのやま温泉駅 徒歩13分

山形県上山市の街なか、上山温泉街に約150年前に建てられた羽州街道沿いの元旅籠(はたご)を、現オーナーが5年前に購入、リノベーションしました。

改修設計を担当した方によると、この場所は、350年前から「新丁上ノ湯」という小さな共同浴場が置かれてきたところで、その脇に湯守(ゆもり)が代々居を構えてきました。
江戸中期から湯守を担ってきた前の家主は、幕末から「大木又八旅館」を営むも30年ほど前に廃業し、しばらく住居として使われてきたものの、近年空き家となり庭を含め荒れ果てた状態となっていました。

売り物件となっていたこの建物を散歩中に偶然見つけた現オーナーは、建物内外に残された大量の荷物やゴミをすべて自分たちが中心となって片付け・処分したそうです。

建物は旧旅籠の客室、座敷蔵、居住スペースと三つの部分からなり、江戸時代からの歴史ある古民家としての意匠や佇まいを残しながら、2階の床を一部抜いて日光が階下の広間に届く採光口が開けられ、居住スペースの断熱化が図られるなど居住性を最大限に向上、再生されました。
古民家の涼しさを活かして広間を「夏の間」として利用する一方で、冬は座敷蔵の暖かさを活かして蔵を「冬の間」として使うなど、季節や時間帯に応じて元の建物の特性を活かした暮らし方が実現されています。
また長年の増改築による余計な部分を減築、丁寧な修繕・更新が施され、本来の堂々たる外観デザインが蘇りました。

敷地は約150坪と中心街としてはかなり広く、樹木が鬱蒼として暗い印象だった庭も既存樹木や石はできるだけ残し、明るくてシンプルな植栽配置と石畳の小道が造られ、天気の良い日は気持ちよく散策できる日常生活に使える庭として生まれ変わりました。

改修後は、元旅館の客室や座敷蔵の空間を使ったイベントが開催されたり、新聞や雑誌で紹介されたりと大きな話題となったそうです。
利便性のみが追求され、その歴史や記憶が引き継がれることなく古い建物は解体され、街並みや風景が急速に変わっていく現代社会において、脈々と続いてきた地域の歴史と街の風景を変えずに新たに蘇ったこの家は、この後も歴史と記憶を受け継ぎ、のちの世代へもこの街の顔として記憶されていくことでしょう。

物件の所在は上山市の中心部、南北朝時代に築かれた上山城の眼下で旧羽州街道沿いの宿場町の風情が残る城下町、しかも温泉街。
地元住民御用達の天然温泉の共同浴場(鶴の湯)、公衆浴場(下大湯)が徒歩2分圏内、他にも徒歩圏内に共同浴場が3ヶ所あり全て150円で入浴できます。
JRかみのやま温泉駅にもほど近く、山形新幹線で東京から2時間30分、蔵王への観光の拠点としても便利な場所。

この家は、専用住宅としてだけでなく、ゲストハウスなど宿泊施設としての利用や、美味しい料理を提供する飲食店や、散歩中に立ち寄ってまったりできるカフェや、民芸品・雑貨などを販売する店舗や、座敷蔵の続き間の大きな空間を使ってたくさんの人が集まるイベント会場・ギャラリーなどなど、自らや、街の人や、外から訪れた人や、庭の緑や、街や風土をも結ぶ様々な新しい使い方が無限に想像できます。

現オーナーも家と庭を愛で、穏やかに丁寧に暮らしてきましたが、お仕事の関係で山形を離れることになり、今回売却することを決断されました。

この歴史ある、元旅籠を受け継いでくれる方、求む。


〈物件概要〉

・価格:4,300万円

・所在地:山形県上山市新丁

・構造/種類:木造亜鉛メッキ鋼板葺2階建 / 居宅

・建物面積:1階 133.56㎡ /2階 120.10㎡

・付属建物:土蔵亜鉛メッキ鋼板葺2階建 / 居宅

・建物面積:1階 58.80㎡ /2階 58.80㎡

・地目/地籍:宅地 / 507.99㎡

・用途地域:商業地域

・建蔽率/容積率:80% / 400%

・駐車場:2台可

・築年数:不明(約150年)

・交通:JR奥羽本線 かみのやま温泉駅 徒歩13分(約1km)

・現状:居住中(引渡時期:応談)

・取引態様:仲介

・備考:物件情報詳細、拡大写真はこちら。

(コラム / 山形R不動産 水戸)

上:旧街道に佇む元旅籠外観 /中:住居部分1階 リビング /下:住居部分1階 ダイニング

上:元旅籠玄関 漆喰壁に石張りの土間 /中:元旅籠2階 廊下 /下:元旅籠2階 客室

上:土蔵外観と庭 /中:土蔵2階 大梁と板の間 /下:土蔵1階 続き間(中の間)

建物平面図 拡大画像

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