第25話 安く大量の粗大ゴミを処分する方法

話はさかのぼるが、古い方の建物に詰まっていた大量の荷物はどこへ行ったか。

6畳の部屋に詰まってます。

スキー板って何ゴミですか?


「こんなに大量な荷物、業者がやったんでしょ。」

と思うかもしれない。業者のほうが簡単だが、料金がはんぱない。三沢旅館の場合、処分費に30万円くらいかかった。

「そんな大金を払うなら、自分たちで何とかしたほうがいいに決まっている。」

ということで、とりあえず自分たちでやってみた。

まず、トラックを借りてきた。2tトラックで半日1万5000円くらい。


こういうゴミを処分します。

中には、灯油が入ったままのストーブとかがありました。
これはビニールに入れ、灯油が出ないようにします。

そして、郊外の工業団地にあるリサイクルセンターに持って行きます。

ここのシステムはこう。
まず、荷物が入ったトラックの重さをはかり、荷物を下ろした後に、トラックだけの重さをはかる。差し引いた分が、荷物の重さになる。10kgの重さで100円で処分してくれる。

カテゴリごとにゴミを分け、荷物を出し、

あとは業者さんがやってくれる。
すみません。お疲れ様です、業者さん。

掃除は大変だけど、おもしろいこともあります。

それは、掘り出し物を見つけること。

今回も、面白い掘り出し物がありました。


(文:黒田良太・写真:鈴木芽久美)