話はさかのぼるが、古い方の建物に詰まっていた大量の荷物はどこへ行ったか。
6畳の部屋に詰まってます。
スキー板って何ゴミですか?
「こんなに大量な荷物、業者がやったんでしょ。」
と思うかもしれない。業者のほうが簡単だが、料金がはんぱない。三沢旅館の場合、処分費に30万円くらいかかった。
「そんな大金を払うなら、自分たちで何とかしたほうがいいに決まっている。」
ということで、とりあえず自分たちでやってみた。
まず、トラックを借りてきた。2tトラックで半日1万5000円くらい。
こういうゴミを処分します。
中には、灯油が入ったままのストーブとかがありました。
これはビニールに入れ、灯油が出ないようにします。
そして、郊外の工業団地にあるリサイクルセンターに持って行きます。
ここのシステムはこう。
まず、荷物が入ったトラックの重さをはかり、荷物を下ろした後に、トラックだけの重さをはかる。差し引いた分が、荷物の重さになる。10kgの重さで100円で処分してくれる。
カテゴリごとにゴミを分け、荷物を出し、
あとは業者さんがやってくれる。
すみません。お疲れ様です、業者さん。
掃除は大変だけど、おもしろいこともあります。
それは、掘り出し物を見つけること。
今回も、面白い掘り出し物がありました。
(文:黒田良太・写真:鈴木芽久美)