路地裏、記憶を残した家
基本情報
- 面積:
- 103.72㎡
| 所在地 | 山形県山形市長町 | ||
|---|---|---|---|
| 交通 | JR奥羽本線 羽前千歳駅 徒歩2分 | ||
物件詳細
築60年の住宅が、生まれ変わりました。
場所は山形市長町。
最寄りは羽前千歳駅徒歩圏内。山形駅から2駅という距離感で、仙台方面へもアクセス可能です。駅前にはローカルスーパーのエンドー。
名物のゲソ天を片手に帰路につく、そんな日常が似合うエリアです。
決して便利な中心地ではありません。
むしろ、意識して足を向けないと通らない路地の奥。
その先に、グレーの外壁の建物がひっそりと佇んでいます。
道路正面に凛と立つその姿は、歴史と静けさをまとっています。
もともとは取り壊してアパートを建てる予定だった建物。
けれど、オーナーの思い出が詰まった家を壊すのは、やはり惜しい。
そんな相談を受け、マルアール施工のもと、このプロジェクトは始まりました。
大胆にも2階の床を大きく抜き、吹き抜けのある空間へ再構成。
1階のおよそ4分の1を占める土間スペースは、用途をあえて限定していません。趣味のスペースとしても、アトリエとしても、ギャラリーのようにも使える余白です。
2階の床を抜いたことで、延床面積は狭くなりました。
減築ではなく、構造を読み解きながら再編集するリノベーション。
古い梁や土壁を活かしつつ、新しい素材を差し込む。
本来は壁の中に隠れる軽量鉄骨の下地をあえて表しにするなど、新築ではまず選ばない手法も取り入れました。少し無骨で、少しラフ。その表情が、時間を重ねた構造材と不思議と調和しています。
リノベーションだからこそ味わえる醍醐味です。
リビングダイニングには、庭越しにやわらかな光が差し込みます。
以前より開口部は絞ったものの、光の入り方を計算し直したことで、明るさはむしろ向上しました。
キッチンは既存の柱との相性を考え、造作で設計。
古材と並んでも違和感のない佇まいに仕上げています。
既製品では出せないバランス感です。
寝室として想定していた一室には、新たに勝手口を設置。外から直接出入りできる構成にすることで、店舗や事務所としての利用も可能になりました。住宅がメインという前提はありますが、住みながら働くという選択肢も持てる空間です。
決して立地が良いとは言えない、路地裏の一軒家。
けれど、その静けさと余白こそが、この建物の価値かもしれません。
新旧が混ざり合う空間で、新たな生活を始めてみませんか。
| 専有面積 | 103.72㎡ | ||
| 所在地 | 山形県山形市長町 | ||
| 交通 | JR奥羽本線 羽前千歳駅 徒歩2分 | ||
| 建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
| 築年 | 1963年 | 取引態様 | 媒介 |
| 設備 | 給湯/シャワー/洗面台/エアコン2台/キッチン/IHコンロ2口/追い焚き/オール電化/一坪浴室/ | ||

