第46話 As Time Goes By
2013年 5月中旬
お盆が過ぎ、もう夏も終わろうとしています。というのにブログではまだ春のネタ。
早く現実に追いつくようにがんばりますので、もう少しだけご勘弁下さい。
あー、それにしても、時間の流れが一層早く感じられます。
ついこの前、去年の田植えの話を書いたばっかなのに、デジャブのようにまた田植えのネタ書こうとしてる気が。。もう一年経った?・・・マジで?
と、春の夢の中をさまよってるうちに、5月中旬、今年も田植えの季節です。
1ヶ月ほど前に田起しが終わった田んぼに水が張られ、代掻きも無事完了。

5月13日 代掻きが入りました。
ここで新たなマシーンが初登場!

代掻きは大型トラクター、クボタ 53馬力。
どうです? かっこいいでしょ!! オレのクボタ53馬力。
・・・すいません。ウソです。オレの、じゃありません。
これは地元の農事組合法人のトラクター。
田起しや代掻きなど大型トラクターが必要な作業は、組合で共同でやっています。
まあでも、自分も組合員になっている訳ですから、このクボタのロータリーの爪1本くらいは「オレの」でも間違いじゃありません。

代掻完了。
そして、4月20日に種まきした苗代でも、苗が順調に生育。
これで田植えの準備は完了です!

5月17日、田植えに備えて苗代のビニールトンネルをはずしました。
今年もまた、親戚のⅠさんからクボタ乗用田植機を借りてきて、いざ田植え開始!!

5月18日、田植機に苗を満載して田植え開始!

クボタ乗用田植機 SPJ450、快適です。
軽量ボディの高性能田植機は、今年も快調。

あっという間に約20アールの田んぼ一枚完了。
一年に一度しか乗れない憧れの乗用田植機(自分基準)に、気分は絶好調。
ハイテンションでガンガン植付けが進みます。

田植え完了。
約40アールの田植えは、順調に半日で完了しました。

5月24日、定植1週間後。
今年も稲が豊作になりますように。。
田植えを終え、5月下旬、花が散ったあとの果樹たちも結実状況が見えてきました。

5月24日、サクランボ。
天候不順で受粉の成否が心配されたサクランボ。
この分だと実止まり(生理落下後の結実数)も充分。・・・ていうかちょっと多すぎ?

5月28日、ラ・フランス。

5月28日、リンゴ。
そしてラ・フランスもリンゴも幼果がしっかりしてきました。
それぞれになんとか受粉、結実してくれましたが、これから収穫までの天候や管理で作柄は大きく変わってきます。
稲も、サクランボも、ラ・フランスも、リンゴも、今年もできる限りの管理をがんばりますから、どうか、無事に収穫まで育って下さい。。
って健気に天に祈ってみたり。あわよくば豊作ってことで、どーかひとつ。(←下心)
・・・最後は神頼みか?
つづく

山形R不動産メンバーの水戸靖宏が、ある日突然兼業農家になり、戸惑い、苦悩し、時折愚痴を言いながらも、楽しく農地と向き合っていくストーリー。後継者不足で増え続ける空き農地。山形R不動産では物件ばかりではなく、農地や農業も紹介してしまうのか!?

水戸靖宏(山形R不動産/千歳不動産・マルアール代表)
山形R不動産の代表であり、千歳不動産株式会社の代表取締役、そして株式会社マルアールの代表も務め、さらに現役の兼業農家として、ラ・フランスやさくらんぼを栽培。