第45話 Que Sera, Sera
2013年 5月上旬
日常の慌しさにかまけて更新が遅れております。できるだけリアルタイムで季節の農業をみなさんにご紹介したいのはやまやまですが、一向に追いつかないのが悩みです。。
と言い訳しつつ、5月を振り返えるとしましょう。
4月末から5月の上旬にかけては、やっぱり "花"。
一年で一番、果樹園が賑やかに彩られる季節です。
まずは「桜桃」(おうとう=サクランボ)
平年より少し早く4月24日に咲き始めましたが、その後の一週間ほど低温が続きなかなか開花が進みませんでした。

4月27日 咲き始めて3日目、ほとんど開花が進んでません。

4月29日 まだ3分咲きくらい。
そしてゴールデンウィークの後半になってようやく天気がよくなってきました。

5月3日 それでもまだ8分咲きくらい。

そんな桜桃の花を尻目に、隣の田んぼでトラクターで畦回し(畦ぎわの耕起)してたり。

5月5日 やっとのことで満開宣言。
連日の低温、最高気温15℃以下の日も数日あり、悪天候の影響で、なんと開花から満開まで12日かかりました。当然、この開花と受粉で果実の結実が決まるんですが、今年の作柄はどうか。
昨年は好天が続き、開花から4~5日で満開になり、結果例年にない豊作でした。
はたして今年は??
開花期間は長くなりましたが、果実の基である花芽にとって低温は悪い方に影響しそう。。
そして「ラ・フランス」

5月3日 咲き始めのラ・フランス。
これは「スモモ」

5月6日 ほぼ満開のスモモ。
「リンゴ」

5月7日 咲き始めのリンゴ(ふじ)。

5月13日 満開のリンゴ(ふじ)。
「ナシ」

5月5日 8分咲きの和ナシ。
そして家の庭にも、花が好きな母が大事に手入れしている花たちが。

八重桜。

芝ザクラ。

木瓜(ぼけ)。
庭には、ほかにも沢山の花々が咲いてます。(自分は名前もよくわからないけど)
そんなわけで、今年も沢山の花に囲まれた春でした。
ただ、高温だったり低温が続いたり、天候の不順が極端な気がします。
なんか今年は、そんな自然から一層振り回されるような嫌な予感が。
毎年同じ天候であるはずはなく、正常も異常もない気象現象には逆らえませんが。。
つづく

山形R不動産メンバーの水戸靖宏が、ある日突然兼業農家になり、戸惑い、苦悩し、時折愚痴を言いながらも、楽しく農地と向き合っていくストーリー。後継者不足で増え続ける空き農地。山形R不動産では物件ばかりではなく、農地や農業も紹介してしまうのか!?

水戸靖宏(山形R不動産/千歳不動産・マルアール代表)
山形R不動産の代表であり、千歳不動産株式会社の代表取締役、そして株式会社マルアールの代表も務め、さらに現役の兼業農家として、ラ・フランスやさくらんぼを栽培。