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再定義されたアパートメントのかたち— エコアパートメント五日町 |
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築40年を超えるアパートが、まるで別物のように生まれ変わった。 東北芸術工科大学とJA山形市の共同プロジェクトとして大幅改修された「エコアパートメント五日町」は、単なるリノベーションではなく、“これからの住まい方”を提案する実験装置のような存在だ。 振り返れば、R不動産はその発足当初から、古さの中に眠るポテンシャルを掘り起こしてきた。「ミサワクラス」や「とんがりビル」、そして「Q1」——都市の余白や使われなくなった場所に、創造性と生活を持ち込む手法を、ここ山形でも少しずつ実践してきた。 その流れの延長線上にあるのが、この「エコアパートメント五日町」だ。 最大の特徴は、断熱性能の強化。 外壁改修のタイミングで付加された200mmの断熱材は、一般的な集合住宅では見かけないレベルのスペック。 春先のまだ冷える日にも、室内はふわりと暖かい。 もちろん暖房なしで。 光熱費の削減や環境負荷の低減といった、持続可能な住まいとしての側面もしっかり押さえている。 1階には、住人が自由に使えるシェアスペースを大胆に設置。 本来なら収益を生むはずだった2部屋分の床面積をあえてシェアスペースに転用し、ゆったりとしたワーク&キッチン空間を実現した。 設計を担当した建築・環境デザイン学科の狙い通り、ここでは住人同士の偶発的な出会いや会話が生まれる。 シェアスペースのカーテンは工芸デザイン学科が制作し、空間にほどよいアクセントを添えている。 さらに、住まいのカスタマイズ性も大きなポイント。 間取りの選択肢は複数用意され、加えて自分で組み立てる家具の導入も可能。アトリエやオフィスとしての活用も視野に入れた設計は、住む人のライフスタイルに柔軟に応える。 今後、JA山形市による地元食材の販売や地域イベントの開催も予定されており、都市とローカル、住まいと社会がゆるやかに接続されていく。 場所は山形駅から徒歩約12分。 山形駅徒歩圏内だが、騒がしすぎない。日常と非日常のバランス感覚も心地よい。 老朽化した集合住宅を、住みたくなる場所へ。 「エコアパートメント五日町」は、山形におけるリノベーション文化の現在地であり、そしてこれからの基準をつくる存在になっていく。 |
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おかえりなさいという声が聞こえてきそうなシェアスペース。 |
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当初天井を塞ぐ予定でしたが、鉄骨の赤がアクセントとなり、表しにすることに。そこから玄関や手摺などに赤を使うことで統一感を演出した。 |
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このエリアも共用部。シェアスペースで調理した食事をこのスペースで食べるなんて想定も。もしかしたら家庭菜園スペースも出来上がるかも。 |
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202号室DK部分。シンプルながらこだわったキッチン。 |
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賃料 | 4万5,000~6万2,000円 | 専有面積 | 23.60㎡~38.09㎡ |
敷金 | 1ヶ月 | 礼金 | なし |
償却 | なし | 共益費 | 4,000円 |
所在地 | 山形県山形市五日町 | ||
交通 | JR奥羽本線 山形駅 徒歩12分 | ||
建物構造 | 鉄骨造 2階建て | 所在階 | 2階 |
築年 | 1982年 | 取引態様 | 媒介 |
設備 | シャワールーム/水洗トイレ/温水洗浄便座/エアコン/給湯設備/ベランダ/デジタルキー/物置/駐輪場/インターネット無料(Wi-Fi付・Best Bit Net対応)/ | ||
備考 | 駐車料:4,400円(税込)/202号室:2DKタイプ6.2万円(高断熱)/203号室:2DKタイプ6.0万円/206号室:1Rタイプ4.5万円/2年毎更新:更新手数料新賃料の0.5ヶ月(税別)/要保証会社(アーク賃貸保証)への加入(※申込内容によっては他のプラン適用もございます)/借家人賠償責任保険(※アーク加入の場合は不要)/退去時ハウスクリーニング費、エアコンクリーニング費は契約者実費負担/ /住居兼事務所可/シェア可/要火災保険契約 | ||
情報修正日時 | 2025年4月23日 | 情報更新予定日 | 2025年5月15日 |