第32話 ミサワクラスとアジアハウス、オープンしました。
第30話 ミサワクラスの隣でお伝えしたミサワクラス隣の三共商会ビルが、アジアハウスとしてオープンしました。

劇的ビフォー

アフター。
外に置かれたイス、1階カフェ内のイスは、惜しまれつつも閉館になった「シネマ旭」から移設したもの。
座り心地もいいです。

10月8日から、山形国際ドキュメンタリー映画祭2009が開催されます。
それに合わせ、「ミサワクラス」では生活する4人のアーティストの作品展示、その隣「アジアハウス」ではアジア人監督のための仮設ドミトリー、交流カフェ、スタジオとして、8日間解放されます。

アジアハウスのフロアガイド。映画祭会期中は、様々な国の方々が山形にやってきます。

1階はカフェになっています。

アジアハウスの空間構成はミサワクラスが担当。ミサワクラスから生まれた、地域と連動したプロジェクトです。
まさに、点から面へ。
今回は8日間限定ですが、今後は、長期利用を考えた計画が進行中です。

3階、4階のドミトリーの窓には映画のオマージュが貼られています。
現在、アジアハウスでは入居者を募集しています。ミサワクラスの隣で、映画監督が宿泊したところに、住んでみませんか?
お問い合わせはこちらまで。

地下1階のスタジオでは、映画祭の会期中、アジアハウスの地下1階では、連続レクチャーが行われます。
アジア人映画監督や、東京R不動産の馬場正尊氏、アートディレクターの北川フラム氏など、著名な方々のユニークな話が聞ける、またとないチャンスです。
また、ミサワクラスも、映画祭の会期に合わせ、オープンハウスを行っています。

1階のガレージには、ネオンがかわいい看板が取り付けられました。

これはミサワクラスで暮らす4人のアーティストが制作した作品。ミサワクラスで暮らすことから生まれた、ミサワクラスでの生活そのものです。
完成したものが、映画祭の会期中、ミサワクラスのキッチンに展示されます。
アクセスはこちら。
■ミサワクラス
所在地:山形県山形市本町1−7−24
■ アジアハウス
所在地:山形県山形市本町1−7−26
ミサワクラス、アジアハウスでお待ちしております。

山形R不動産草創期、2009年から2013年にかけて、当時の東北芸術工科大学の学生たちが山形市内の空き物件を探し、実際に再生していったプロジェクトダイアリー

黒田良太
鈴木芽久美
山本将史
工藤裕太
佐藤英人
石母田 諭