![]() |
![]() |
|||||||||||||||||||
堰と共に暮らす |
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
霞城公園の西、第七小学校奥。細い路地を縫うように進んでいくと、この物件があります。 増築したことが外観からうかがえるこの住宅。 ザ・昭和といえる少し赤みがかったベージュの外壁と時の流れを感じさせる白い外壁。 まず、家の周りをぐるっと見てみるとびっくり。 なんと堰が流れていたんです!!さらにカーブしている! ! ファサードからは全く想像がつかなかった光景です。 これは面白いと思い調べてみると山形五堰の一つ御殿堰であることがわかりました。 ここでひとつ。 山形五堰とは、5つの堰(農業用水路)の総称です。 市街地を網の目のように流れている堰は全国的にも珍しく、山形市の景観の特徴であり歴史的財産にもなっています。 1度は水質が悪化してしまったものの近年は、地域住民による清掃活動等により、かつてのきれいな流れを取り戻しています。 この物件はそんな堰の流れに身を寄せて静かに佇んでいました。 玄関を入ると正面には二間続きの広々とした和室があります。 この部屋は堰沿いにあり、ベランダはまるで川床のような距離感。 堰を通して山形の歴史を感じることができます。 また、以前住んでいた方が作ったと思われるデッキもありました。 春から夏にかけての季節には、ここでご飯やお茶を楽しむのは贅沢感満載で毎年の恒例行事になりそうです。 玄関に戻り右の扉の先には、モダンさを感じる薄い緑色のキッチンがあります。この可愛い色合いのキッチンの後ろに畳空間というコントラストがまた不思議な良さを感じます。 母屋と増築棟の二階は繋がっていない為階段が二つあります。 面白いことに、ある部屋同士は窓開けると会話できるくらいの距離感に!! 何かときめきが起きそうな予感がしました。 堰に沿った家なので、家の一部には斜めになっている壁があります。このように部屋の一か所でも角がないというのは空間のアクセントになって、インテリアなど部屋づくりのポイントにできますね。 私はこの物件は大人数向きで、暮らし方のパターンもたくさんあるとみています。 お子さんの小さなご家族は広さも十分ある為、のびのび子育てできます。 また、この家での堰との思い出はなかなか無い貴重な体験で、お子さんにとって人生の財産になるはずです。 その他にも個室の多さを活かしシェアハウスなんかもおすすめ。 暖かい季節には、堰を感じられる和室にご近所さんなど呼んで素麺やスイカなどで涼むのもよさそうです。 考えるだけでワクワクしてきますね。 皆さん、山形の歴史『堰』と一緒に暮らしませんか?? |
![]() |
![]() |
前入居者が設置したウッドデッキは日当たりがよくここで心地よい居場所の一つ。 |
![]() |
二間続きの広々とした和室があります。 |
![]() |
この部屋は堰沿いにあり、ベランダはまるで川床のような距離感。 |
![]() |
春から夏にかけての季節には、ここでご飯やお茶を楽しむのは贅沢感満載で毎年の恒例行事になりそうです。 |
|
>>大きな地図で見る  |
価格 | 500万円 | 建物面積 | 124.19㎡ |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 山形県山形市下条町 | ||
交通 | JR奥羽本線 北山形駅 徒歩10分 | ||
建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
築年 | 1950年 | 土地権利 | 所有権 |
敷地面積 | 104.50㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 第一種住居地域(第二種高度地区 高さ制限20m) | 建蔽率/容積率 | 60%/200% |
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | |||
備考 | 地目:宅地/ 契約不適合責任免責/ 現況渡し//駐車場あり/住居兼事務所可 | ||
情報修正日時 | 2025年4月8日 | 情報更新予定日 | 2025年5月15日 |