第68話 身近な雪。

雪!雪。雪...

ってなってしまうくらい、山形の冬は、本当に雪が降ります。
天気予報を見ると、1週間全てが雪なんてことも珍しくありません。
ほんと、嫌になるくらい。

でも、山形市は雪が降ると結構、嬉しいのです。
というのも、山形市内から数カ所あるスキー場へは、どれも車で30分ほどの距離にあるから。

スキー場に行こうとすると、まあまあ時間がかかるのを覚悟して、ちゃんと計画を立て、車も手配して、なんて念入りに準備をしそうですが、山形市の場合はちょっと違います。

僕たち学生だって、「スノボに行きたい!」と思ったらすぐに行けちゃうのです。

と、いうことで、スノボに行きたくなったので、山形市内から車で30分くらいのところにある、「蔵王温泉スキー場」へ初滑りに行ってきました。

p_yuki_01.jpg最高の眺め!コースが広いので初心者の僕でも楽しめました
p_yuki_02.jpg頂上付近は真っ白で青い車とのコントラストが綺麗
p_yuki_03.jpg木の枝先まで真っ白なのでリフトも楽しめます
p_yuki_04.jpgわざわざ宮城から来てくれた彼も満足そう!


他にも山形には、雪を使った他の楽しみ方があります。
夏スキーができる月山では、毎年2月に「雪旅籠の灯り」というイベントも開催しています。

地元の方と、事前に募ったイベント参加者が協力して、雪で大きな「旅籠」をつくります。
いわば、ものすごく大きな「かまくら」です。

p_yuki_05.jpg この大きな雪の塊を
p_yuki_06.jpg みんなで少しずつ
p_yuki_07.jpg 朝から晩まで削ります

削り終わると、こんな雪の旅籠が。
雪でこんなに大きな造形物をつくるのは、かなり楽しいです。
(結構疲れますが、疲れた後に、至福の温泉が待っています。)

オープニングには、旅籠に置かれたロウソクに灯を。

p_yuki_08.jpg 灯りがつくと幻想的な風景
p_yuki_09.jpg 数十メートルの雪の壁
p_yuki_10.jpg もちろんなかにも入れます
p_yuki_11.jpg この「月山」の下をくぐるとご利益があるとか...

山形市での普段の生活はもちろん、東京から旅行に来て、思い立ってスキー場に行くのも良いと思います。

冬の山形も、やっぱり楽しいです。

と、この文章を書きながら、写真を見てたらまた行きたくなってきた・・・

(文・写真=石母田諭)

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どこかおかしい東北芸工大生たちが、山形市のいいお店、きれいな景色、おいしい旬な食べ物などを紹介していく。住んでいる人も知らないものもここには載っている。まさに山形ミ○○ラン!!彼らの「山形でのあそびかた」はこんな感じ。

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