第2話 花小路に昼間行ったらどうなるか

山形の花町、花小路に昼間いったらどうなるか。
花町というくらいだから、夜は結構な賑わいをしているところにあえて昼間に行ったらどうなるか。

そもそも、花小路とは。
山形の旧県庁の文翔館が出来た頃。
県庁付近には銀行や、その他県の行政施設が県庁の回りにあり、就業時間が終わったあとのお父さん方で賑わっていたようです。
花小路の入り口の門の横にある千歳館を中心に、芸者さんのいる遊郭として栄えていたという歴史ある場所です。

現在でも飲み屋さんがたくさん軒を連ねている、歓楽街です。
今も昔もお父さん方で賑わっています。

そんな好奇心で花小路、行ってきました。

まずは入り口。

入り口のネオンは私が行った時間には電気がついていました。
(おそらく15時30分ごろ)
休日でもがんばっているみたいです。

もうちょっと奥に入ってみましょう。

こんな感じです。人、あまりいません。
しかし、びっくりする事実がそこには。
この狭い通り、結構車通りが多いんです。
轍を見てなんとなく察しが着くかもしれませんが、車一台通るのがギリギリなのに。

こんな狭い道を車が通る理由とは。



民家



民家


民家が多いんです!

1階が店舗、2階が住居なんて建物がたくさん。

歩いているおばあちゃんに話を聞くと、やはりおばあちゃんは花小路の住人。
花小路にはおばあちゃんのように、そこに住み続けている人が結構いるそうです。
おばあちゃん曰く、
「今の花小路では私のことを知らない人が7割くらいいるだろうけど、残りの3割くらいはお友達よ。」
だそうです。

確かに、見た感じ古いお家がたくさんあります。

その中でも、これ。↓

古いを通り越して、すさまじい、ですね。

そんな花小路。
休日の昼過ぎなんて住人くらいしかいません。
まぁ、何かおもしろいことはないかと歩いていたところ、奥から人が。

多分、この地域の人だろうと思い花小路の案内板の前で佇んでいたら、その人たちも看板の前に来て看板を眺めている様子。
思わず声をかけたところ、何と神戸から観光にいらっしゃったそうです。

(迷って入ってきた様子でしたが)なかなか通ですね。

なんてわけのわからない会話をして、その場をやり過ごしました。


その後も日暮れとつま先の冷えの限界が来るまで歩き続けようとしたところ。

猫発見。

冬毛でもこもこしててかわいらしい。
近づいたら。



逃げます。



逃げます。


結局猫にも逃げられ、近所の人からは不審な目で見られ。

花小路は夜に来たほうがおもしろそうです。


■ADDRESS:山形県山形市七日町4丁目

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