七日町の三沢旅館で生活している黒田です。就活中の松浦に代わって書きます。
街中で生活していない人は、
「郊外にはスーパーがあるけど、街中で生活している人はどこで食品を買い物するんだろう。」
って思うはず。
七日町にもありますよ。しかもコアな食材を売っているところが。
今日も行ってきました。朝飯の食材を買いに。
七日町にある「なないち」。
店先に野菜や果物が並べられ、
店の奥には魚や肉もあります。でもここの品揃えというか、コアな食材が多いのは、野菜。
売ってそうで売ってない「ラディッシュ」。サラダに使うとアクセントになって、うまい。
次はすごいコア。「アイスプラント」という、体内に塩分を蓄える野菜。プチプチシャリシャリな食感で、うまい。
塩いらずなのに、塩味。
水菜とラディッシュとアイスプラントのサラダ。
市販のドレッシングはかけない。
岩塩と、オリーブオイルをかけて食べる。
それだけで、うまい。
その日に取れた野菜は新鮮だから、余計なものは、要らない。
僕はこのことに、東京のレストランで知った。そこの店のサラダは美味しかったが、ちょっと悔しかった。この味に、東京より自然が多い、山形で知りたかった。
ブランド物の野菜があるが、身近なところにも美味しいものはあることを、僕は身にしみて感じた。
卵も今日取れたもの。山形県産。
納豆も山形県産。
もちろん、ご飯も山形県産「はえぬき」。
気づけば、今日の朝飯は、すべて山形県産食品。食料自給率１００％。
よく考えると、「なないち」の商品の価格は少し高めです。郊外のスーパーの商品の方が安いですよね？
あれは、全国各地から安い商品をかき集めてきているから安いわけで、食材によって産地がばらばらになっている。
僕は、街中での生活を始めて、コアなものを売っている店を見つけて、新鮮なもの、こだわったものの良さを改めて知った。
（文・写真：黒田良太）
